ゆめのあと

に綴る文は星々のさんざめく日々

本の感想

大津留厚『ハプスブルク帝国(世界史リブレット30)』の感想

大津留厚『ハプスブルク帝国(世界史リブレット30)』山川出版社、1996年 オーストリア=ハンガリー二重帝国(アウスグライヒ体制)の入門書。「ハプスブルク帝国」と名を冠してますが、ほとんどが二重帝国時代にページが割かれています。ハプスブルク帝国史…

シュテファン・ツヴァイク『昨日の世界Ⅰ・Ⅱ』感想

シュテファン・ツヴァイク、原田義人訳『昨日の世界 Ⅰ・Ⅱ』みすず書房、1999年原題 "Die Welt von Gestern, 1944" 十九世紀後半から戦間期のヨーロッパを生き、自由と平和を愛した、オーストリア出身の作家の自伝。「裕福な生い立ちだったツヴァイク」という…